James Galway

サー・ジェームズ・ゴールウェイ

(Sir James Galway, 1939年12月8日 - )
 北アイルランド、ベルファスト出身のアイルランド系イギリス人。ロンドンの王立音楽院、ギルドホール音楽学校、パリ音楽院で学び、ガーデン王立歌劇場でオーケストラのフルーティストとして第一歩を踏み出す。ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を経て、1969年、ベルリン・フィルハーモニーのフルート奏者を務めた。その後も独奏者として成功を収め、現在も定期的に演奏活動を続けている。ゴールウェイの音色は、他の者には真似のできない洗練された音質であり、「黄金のフルートをもつ男」の通称で知られる。ソリストとして数々の名声を獲得し、エリザベス2世より1979年に大英帝国勲章を、2001年にはナイトの称号を授かっている。フルート奏者の中で指導的立場にある。指揮者として、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの首席客演指揮者も務めている。かつては日本製の「ムラマツ」のフルートを愛用していたが、現在はアメリカの「ナガハラフルート、ボディ24金、キィ14金、H管」で演奏している。スイスのメッゲンに暮らす。