鍋島直茂

        ・甲斐の国の武田信玄に仕えた山本勘助
        ・越後の国の上杉謙信に仕えた宇佐美定満
        ・駿河の国の今川義元に仕えた太原雪斎
        ・豊後の国の大友宗麟に仕えた立花道雪
等々の伝説的武将が軍記物の芝居や浮世絵、流行り本などが数多される中、彼らを称して軍師と呼称するようになった。さらに、明治以降になってくると軍記物が、講談、歴史小説、物語、芝居、浄瑠璃、役者絵にと大いに人気を博し、その後は、ご承知の通り、映画に、テレビに、ゲームにと広がり、老若男女を問わない人気者へと成り上がって来たのであります。他にも軍師と呼ばれる名将はあります。豊臣秀吉の軍師、竹中重治(竹中半兵衛)、黒田孝高(黒田官兵衛)を筆頭に、
        ・石田三成の軍師、島清興(左近)
        ・伊達政宗の軍師、片倉景綱
        ・上杉景勝の軍師、直江兼継
        ・島津忠良の軍師、岩切善信
        ・島津義久の軍師、川田義朗
        ・北条氏康の軍師、多目元忠
        ・龍造寺隆信の軍師、鍋島直茂
        ・本庄繁長の軍師、傑山雲勝
        ・津軽為信の軍師、沼田祐光
        ・宇喜多秀家の軍師、明石全登
    などである。