美智子さま

美智子皇后陛下

 美智子さまを評価すること自体、恐れ多く失礼なことであるが、美智子さまは、外面の美しさのみならず内面の輝きがほとばる日本女性の象徴といえる。

 阪神淡路大震災から2週間後、余震も心配されるなかで、両陛下は被災地に駆け付けてくださいました。両陛下は各非難場所をまわり、震災者の一人一人に、 膝をつき、目線を合わせ、静に声をかけられました。そして避難民が見送る際、美智子さまは「ガッツ・ポーズ」を避難民に送ったのです。それは「がんばっ て、負けないで、一緒に乗り切りましょう」と心からの励ましの気持ちでした。いつも慈愛に満ちた笑顔を見せる美智子さま。その美智子さまの心の美しさ、清 らかさ、そして力強さを知った瞬間でした。

  平成4年に山形県で行われた第47回国民体育大会(山形べにばな国体)で、開会のお言葉を述べられる今上陛下、その隣には美智子さまがお立ちになられ ています。そこへ突然、競技場内のトラックから男が駆け寄り、ロイヤルボックスに向かって発煙筒を投げつける事件が起きました。美智子さまは一切の躊躇な く右手を今上陛下の前へ伸ばし、陛下を庇われたのです。陛下をかばわれた美智子さまが凛々しく思われます。